地鎮祭の儀式。色々ありますが・・・
「地鎮祭とは!」については、このブログでもお話させていただいたこともありますので詳しくは割愛しますが
土地の神様に土地をさわることの許しを得て、工事の無事を祈願する儀式になります。
先日行われた地鎮祭で、初めて見る儀式がありました!
それは『鍬入れ』『鋤入れ』
鍬入れはお施主様が、鋤入れは施工主が執り行います。
その昔、重機がない時代、鍬は土地を耕す上で重要な役割を担っていました。
地鎮祭での鍬入れは、その土地に初めて手を付けることで工事の始まりを意味し
また神様の前で土地に手を加える許しをこうなどの意味があるそうです。
お施主様が鍬を入れ土地を耕し、施工主が均すという順番で行われます。
その際に、「エイ、エイ、エイ」と掛け声を発しながら。
お施主様のその力強い掛け声に、改めて身が引き締まりました。
終わってから神主さんとお話ししていたら、
掛け声の「エイ」は「栄える意味を持つエイなんだよ!」と。
全てに意味があるんですね。
そして、儀式の大事な鍬と鋤は、なんと神主さんのお祖父様の手作りだそうです!
祭壇もすべて手作りされたそうです。
元宮大工のお祖父様。
毎回祭壇の準備をやってくださっています。
私たちだけで行えることなんて何一つないと、また感じる瞬間でもありました。