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無垢材のキズ

無垢材のキズ

こんにちは!現場監督の山本です。

無垢材のキズを何とかしたいとき

無垢材は長所がたくさんありますが、無垢材ならではの短所もございます。よく言われるのは傷がつきやすいことでしょうか。無垢材特有の短所である反面、実は長所でもあります。

まず、無垢材において傷は日常茶飯事ですので小さな傷は見なかったことにします。今回は無垢フローリングについてしまった靴下が引っかかりそうな傷やササクレを例に少しだけご案内いたします。

無垢材ですのでヤスリで削れば終わりです。

そうなんです。難しい技は特に必要ありません。削るだけです。ヤスリで削るだけで引っかかりが無くなります。ただ、ヤスリといっても種類がありますので、こういう場合は値打ちで失敗が少ない紙ヤスリが一番です。しかし紙ヤスリも大きく分けて二種類あります。小学校で何となく使った記憶がある紙ヤスリ(通称サンドペーパー)は、いきなり傷にあててゴシゴシこすると削り傷がついて余計にひどくなります。

今回のような傷に対しては、”耐水ヤスリ”を使うと優しく削ることができます。これは濡らしながら使う必要があります。無垢材ですので遠慮なく濡らしていただいて構いません。使い方は包丁を研ぐイメージです。

#〇〇〇という数字がありますがこれはヤスリの粗さを表していて、数字が小さいほどザラザラで粗く削ることができます。削った後はオイル塗装やワックス成分が落ちてしまうために、また表面の保護をお願いします。

 

<このコラムは現場監督の山本が書きました>

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