こんにちは！保育士の洞田です。
さて、質問です。大人になった今、自分で出来た事を誰かに見て欲しい、褒めてもらいたいと思う事はありませんか？
事は違えども、誰しも少なからずあるのではないでしょうか。
小学生にもなると、ナンバホームのキッズスペースでは私と一緒に先生を出来るくらいの年齢です。普通にできることがいっぱいだし、言葉だけで通じるし、簡単に言えば『基本的なことは何でもできる』でも・・・かわいいんです。『かなせんせい、早く写真撮って！！お父さんとお母さんに見せて！！』と。
ボルダリングで上以上に上り切った瞬間。
出来るようになったのは少し前から、でもこれ以上いけちゃいそうな気がする、めちゃくちゃ嬉しい、ぼくこんな所までのぼれちゃうそんな“出来た！”という体験が見て欲しい！認められたい！こんな気持ちにつながります。
こちらの女の子。スリッパを出し切った瞬間自ら“パチパチパチ”と拍手。大人からしたら『そんな出したらダメでしょ』『早く片付けなさい』etcと言いたくなる所・・・。でも子どもは嬉しくて拍手してるんです！自分でできた所見てほしいんです。出し切った感、自分で全部出来た感、誰かの為に出したという感覚なのかもしれません。この後はちゃんとお片付けして“パチパチパチ”
さあ、最初の質問。見て欲しい、褒められたいと思う事誰だってありますよね！
きちんと見てあげる、褒めてあげる、共感してあげる、受け止めてあげる。とても大事です。子どもにはもちろんですが、これは大人同士の関りでも大切だなぁと思います。
目からの情報だけで判断し、決めつけるのではなく、その可能性を伸ばしてあげられることの大切さを感じた時間でした。