• コラム

築90年超え!

築90年超え!

木造の偉大さを感じる今日この頃。

お打ち合わせの最中、よく登場する「梁」という言葉。
建築物の構造の中で、水平に渡されるもので、屋根や床の荷重を柱へ伝達して、建物を支えているものです。
端部が柱でつながっているものを大梁、直接柱にはつながっていないものを小梁といっています。
いずれにしても、建物をしっかりと守ってくれる大事な構造体です。
ナンバホームのデザインの一つによく採用されているのが、実際の梁を化粧梁として天井から少し顔を出すパターン。
皆さん見たことがあると思います。
あえて梁をつけるのではなく、構造体として存在しているものを見せているので、何だか効率的。
私の実家は、昔ながらの軒が長い平屋です。
天井を見上げると、炭で燻されたとても存在感のある大梁がいます。
幼い時は、この黒さが怖かったりしましたが、今では自慢ですね♪

改めてみると、ヒビが入ってますね。
でも大丈夫です。築90年は超えています!
90年前に建てられた我が家。
途中、何度か手直し入っていますが、構造体はそのままです。
木造の偉大さを感じる今日この頃です。