寒さや暑さを防ぎ快適に暮らす
こんにちは、営業設計担当の森です。
突然ですが、お家での暮らしを快適にするために欠かせない物は何でしょうか?
正解は「断熱材」です!
昔のお家(築50年ぐらい)だと実は壁や天井などに断熱材が入っていないのを知っていますか?
昔はエアコンなどがありませんでしたから、出来るだけ風通しの良いお家づくりがされており
壁や屋根なども風通しが良くなる様、断熱材などの素材は使われていませんでした。
その後時代は移り変わり、現在は省エネの時代となって
できるだけ冷暖房設備にを使わないで快適に過ごせるお家づくりを
各ハウスメーカーや工務店などが行っている状況です。
断熱材の役割として、寒い日は外の冷たい空気が室内に入る事を抑えたり、
温めた室内の空気が外へ出てしまう事を抑えたりしています。
逆に暑い日は外の熱い空気が室内に入る事を抑えたり、
涼しくした室内の空気が外へ出てしまう事を抑える効果があります。
断熱材にもいろいろな種類があり、最近よく使用されている物では
「グラスウール」「硬質ウレタンフォーム」「セルロースファイバー」「ウール」など・・・
ここで重要となってくるのが「熱伝導率」です。
熱伝導率とは、素材を伝わって熱が伝わる数値を言います。
熱伝導率が低いほど熱が伝わりにくい、すなわち断熱性能が高い事を示します。
上の表を見てみると断熱材の種類により熱伝導率の差がある様に感じますが、
次に下の表を見て頂くと「グラスウール」が他の素材に比べて熱伝導率が低いのかが分かります!
ガラスやコンクリート・鉄などとは全く比べ物にはなりません。
最後にお伝えをしたい事は、各ハウスメーカーや工務店などが断熱材の比較などをしていますが、
素材の違いこそありますが、断熱性能には全くと言っていいほどの差はないという事です。
むしろ気を付けて頂きたいのは、暮らし方により選ぶ断熱材が違うという事と、
断熱材の施工方法を間違うと本来の性能が発揮できない事です。
こちらにつきましては次回以降でお伝えさせて頂きたいと思います。