軒の深いお家・・・私のあこがれです。
最近出会うお家は、軒の出が短く、都会的な雰囲気の建物が多め・・・というのが、素直な感想です。
軒ってどの部分をいうかわかりますか?(それくらい知ってるーという声が聞こえてきますに(^_^;))
「軒」は外壁面から飛び出している屋根の部分を指します。
一般的は軒の出の長さは、90㎝と言われているそうです。90㎝、なかなか長いですね。
その理由は諸々ありますが、代表的なものは、日差しの調整をしてくれること。
太陽の高さは夏至で80度、冬至で30度、夏場の熱い日差しを避け、冬場の暖かい日差しを取り込める目安の長さ。
そして、長い軒は、雨風から外壁を守ってくれて、建物の寿命も長くなります。
メリットを並べましたが、もちろんデメリットも多々あるでしょう。
軒が長くなる分、光が遮られるので家の中がなんだか暗い・・・。我が実家を思い出します。
建てられる敷地の条件もあって、物理的に軒を長くできない状況であったりしますが、
外壁をセットバックして軒下の空間を設けるデザインを取り入れることで
縁側を造ったり、ウッドデッキを造ったり・・・
順和風にもなるし、モダンスタイルにもなるし、都会的な演出もできそうです。
少し重厚感のある、そんな木のお家。
ぜひ、一度お越しください♪
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