見えなくなる骨組み!丁寧に検討、チェックも設計のお仕事です!
こんにちは、設計士の佐野です。
間取りが決まって、外観のシルエットが決まって、さぁ!お家を建てて行きましょう!という段階で登場するのが
「プレカット図面」です。
柱や梁をどのように組んでいくか、サイズはどうなるか等々・・・骨組みが記載された図面です。
お客様とのお打合せでは登場してこない図面になります。
だからこそ、しっかりと丁寧に確認をしていかないといけません。
プレカットとは・・・言葉の意味を調べてみました!
プレ(事前に)、カット(切断)するという意味です。
昔は大工さんが製材所で木材の加工を全て手作業で行っていたことを、機械加工でオートメーション化することで
時間の短縮、精度の均一化、コスト削減等のメリットが好まれて、普及が進んできたという歴史があります。
ナンバホームでもプレカット工法を採用しています。
信頼のおけるプレカット業者さんとチームを組んでお客様の大切なお家造りに全力投球しております。
基礎の上に配置する土台、2階の床組、小屋組み、建具のマグサ、屋根伏・・・たくさんの図面があります。
梁の大きさが適切か?
配管ルートは大丈夫か?
高さ関係は大丈夫か?
設備と梁が干渉しないか?
等々、確認することがたくさんあります。
しっかりと丁寧に!をモットーに、ひとつづつつぶしてやっと上棟を迎えます。
お客様の感動とは少し違う感動と安堵が、わいてきます。
見えなくなるところをしっかりと整える!
お客様の安心・安全なしあわせの舞台には欠かせない務めです!
<このコラムは設計士の佐野が書きました>