頭金と手付金
こんにちは!不動産アドバイザーの森岡です!
今回は多くの方が勘違いしていらっしゃる頭金と手付金の違いをお伝えします。
よく「手付金は頭金みたいなものですか?」というご質問をいただきますが
実はこの2つ、一緒ではないんです!
【頭金】
家を購入するために使うお金
例えば2,000万円の土地を購入するとします。
自己資金として500万円、1,500万円をローンで組む場合には頭金は500万円となります。
つまり自己資金が0円であれば、頭金は0円ということですね!
【手付金】
物件のご契約時に売買代金の一部として売主様にお支払いするお金
契約時に支払う手付金の目安は購入価格の10%です。
つまり2,000万円の土地を購入する場合は200万円が手付金となるわけです。
この手付金、結構高額ですよね?
もっと安くしたい!という方もいらっしゃるかと思いますが、もちろん理由があります。
手付金は契約時に購入代金の一部として売主様にお支払いするものです。
売主様も買主様も人間なので、何かしらの理由で契約後に
「やっぱり契約をなしにしたい、、」
「他にもっと良い物件が出たからそちらにしたい!」
「もっと高く買ってもらえる買主様が見つかった!」
という理由で契約を解除されてしまうことがあるかもしれません。
手付金はこのタイミングで関わってきます!
実は契約後に手付金を放棄するという方法で契約を解除することができるんです。
この際、手付金の10%と1%ではどちらの方が解除しやすい契約になっているでしょうか?
もちろん後者ですよね!
契約に重みを持たすために、ある程度のお金が必要であることを理解いただけたかと思います。
ただし、そんな金額用意ができない!という方もいらっしゃるかと。
安心してください!先ほどの手付金の金額はあくまでも通例であり、調整次第で減額も可能です。
また、手持ちの資金をしっかりと残しておくことも大切です。
不動産購入という大きなお金が動く場面だからこそ、しっかりと資金計画を行いましょう!
ぜひぜひお気軽にご相談ください!
〈このコラムは不動産アドバイザーの森岡が書きました〉
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