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コンクリートが固まる仕組み

コンクリートが固まる仕組み

コンクリート

こんにちは!現場監督の山田です!

今回はコンクリートの固まる仕組みを簡単にご紹介します!

まずは、コンクリートとは何かというと、

砂や砂利などの粒状のものとセメントと水が混ざってできるものになります。

よく見るコンクリートを削ってみると小さい砂利が入っているのがわかったり、粒の大きいもの・小さいものがあるのがわかります。

さて、この3つがどのように固まって強度が出るのかですが、

実は化学反応により固まって強度を出していきます!

よく間違われるのはコンクリートが乾かないなどいわれるように乾燥により固まるという事が言われがちです。

どのような化学反応かというと水とセメントが混ざり合うことによって反応する「水和反応」によって硬化していきます。

水和反応の説明をすると難しくなるので省きますが、水とセメントが混ざった瞬間から反応していき効果が始まります。

その為、打設した直後から急激に硬化が進み、ある一定のところから緩やかに硬化していきます。

よく言われるのは駐車場部分の土間コンですが、人が歩くのに3日・車を乗り入れるのには1週間程度養生期間を見ると効果が十分に取れます。

その為、基礎工事中雨が降っても基本的には問題ございません。

むしろ、気温が高すぎると乾燥して水分だけが少なくなりコンクリートの強度が出にくかったりするため、打設直後に雨が降ることは良いことともいえます。

ただし、打設中に大雨が降るとセメントと水の割合が悪くなり強度が出ないので、打設日の天気は細かく確認します。

以上、コンクリートの固まる仕組みでした!

《このコラムは現場監督の山田が担当致しました!》

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